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Veiga da Princessa(ヴェイガ・ダ・プリンセッサ)

Veiga da Princessa(ヴェイガ・ダ・プリンセッサ)

ヴェイガ・ダ・プリンセッサは、ガリシアのワイン生産者であるパゾ・ド・マルグループがリアス・バイシャスにもつワイナリーで、その畑面積は約40ヘクタールございます。パゾ・ド・マルグループは2002年8月に設立され、ガリシアという地のワインを生産することに専念しています。
リベイロ、リアス・バイシャスとモンテレイに1つずつ、計3つあるワイナリーは、独自のブドウ畑とブドウの土着品種を使用してワイン造りをしています。
およそ2年かけて200以上の小規模農園をプロットごとに収集し、70以上の異なる所有者を集めた後、2002年にブドウ畑が設立されました。
これはガリシア特有のいくつかの畑のオーナーが集まって1つのワイナリーを造る "小規模所有 "を明確に反映しています(クラウドファウンディングのような考えた方です)。

イベリア半島北西部、ポルトガルに隣接する沿岸地域でスペインでは珍しく雨がよく降り、緑濃い自然を持つリアス・バイシャス。
 湾に深く切り込んだリアス式海岸、緑に彩られた険しい山岳と渓谷の内陸部は、 他のスペインの地方とはかなり景観を異にします。
典型的なスペインの風景といえば、砂漠のように乾ききった赤い大地と、本当に空気があるのか、と思わせるようなコバルトブルーの空が地平線ではっきりと分かれ、決して溶け込むことが無いのですが、リアス・バイシャスの遠景は空気にかすみ、しっとりとして日本的な情緒を感じさせます。
日本と同じように雨量の多いリアス・バイシャスは日本のブドウ仕立て方法に多い「棚仕立て」を採用するワイナリーが多いのですが、ヴェイガ・ダ・プリンセッサでは、「垣根仕立て」にてブドウを栽培しています。何しろ垣根仕立ては大半のワイン生産地域で採用されている方法ですが、風通しの良さと日照量の確保が棚仕立てより優れており、他の棚仕立てで造られるアルバリーニョに比べて、質の高い、非常に果実味と酸のバランスの良いワインを造り出す事が出来ます。

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