Fontana Reale（フォンタナ・レアーレ）

ワイナリーのあるベネヴェントは、かつて世界中の魔女の集う街と言われ、古くからブドウとオリーブ畑の緑豊かな町並みが特徴的な土地で、ブドウ畑とオリーブ畑は景観だけでなく、人々の生活そのものに常に影響を与えてきました。
 
その昔、修道士たちはこの地にブドウ栽培を導入し、歴代の所有者たちは、ブドウ品種やワイン醸造技術を試しながら、同時に土壌の肥沃さと生物多様性を維持するために、当時から現在の有機農業の概念に沿った農法でブドウ栽培を続けてきました。18世紀と19世紀の変わり目に、コルボ家が教皇庁に属する領土の一部を引き継いだことからワイナリーの歴史は始まりました。海抜380メートル、カローレ川の渓谷を見渡す素晴らしい眺めの丘にフォンタナ・レアーレの農園はあります。
畑の土壌は粘土石灰質で、傾斜があり、石が多く、ブドウ栽培に最適な土壌気候条件を備えています。
同社は、ワイン、オイル、蜂蜜など、すべて有機農法による高品質な製品を生み出し、カンパーニャの豊かな土地の風味を世界の食卓に届けております。何世代にもわたって受け継がれてきた伝統は、今日も、環境保護と美味しいワインのためにファミリーに受け継がれています。